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2024.11.25

出張!!大学講義

こんにちは。広報部のふさピーです。

バルトでは、起業や女性活躍に関して定期的に大学より講座依頼をいただくことがあります!
今回は、雨上がりの少し蒸し暑さが残るある朝、我らが代表取締役社長、中定 篤が大阪学院大学経営学部の授業に登壇いたしました!

私も広報部として同行しましたので、今日はその模様をレポートいたします!

これから社会で活躍する学生たちがビジネス環境で豊かな人生を歩むために

今回の講義は、事業創出(ビジネスプランニング)の事例を通して今後社会に出ていく若者たちが自分に求められている役割やキャリアパスを考える、そんな機会になることを目指したものでした。

学部生向けのお話ですが、どなたでも興味深く読める内容ではないかと思いますので、ぜひ、最後までお読みいただけるとうれしいです。

では、さっそく。

満員御礼の講義室

出席者数は40名を超え、関係者も含めると50名に迫るたくさんの人たちが集まっていて、目視で数えるのも大変なほどでした。

そんな中、講義はこんな順番で進みました。

1.「法人」、「株式会社」とは
2.労働と経営
3.事業とはなんぞや
4.ビジネスプランニングとは
5.事業創出のモデルケース

1.事業を語る上で欠かせない「法人」・「株式会社」

まずは、基本中の基本。法人を法人たらしめる「理念(=目的)」って大事、会社って、社会から必要とされる存在でないと存続できない(お金は集まらない)よね、というお話でした。

2.会社での活動「労働」・「経営」

労働や経営の定義なんて考えたことなかったなと改めて感じましたが、労働とは、自分の時間や体力を提供し、その対価として金銭を得、社会貢献を行うこと。経営とは、社会労働者が活躍できる事業という仕組みを作り運営することで、社会貢献を行うこと。

この二つは別物であると同時に、前者は事業の運営実務に携わることで、そして、後者は
目標達成のための仕組みづくりおよび評価を行うことにより「社会貢献を行う」という点では共通しているのだということが分かりました。

3.事業はプロセスで説明できる

事業=価値創造プロセスであるということで、その全体像をあるビジネスモデルを通して概観しました。

このプロセスを回していくこと=事業が利益を生み続けることであるということが理論として提示されていて、素直に、「事業っておもしろいな」とか、「もっとちゃんと経営を学びたいな」という感想を持ちました。

その後、このプロセスに不可欠な要素一つ一つについての解説へと進みました。プロセスを回していくためには「リソース」が必要で、そのリソースには人材の成長やノウハウ、データといったものがあることや、財務状態を把握するための活動があるといったことについてちょっと専門的な内容に踏み込んでいきました。

さらに、バルトの「IT×Creative」や新規事業の実績が多いといった点を例に取りながら「差別化」についても触れられました。

4.ビジネスプランニング - 事業をどう企画し、運営していくのか -

ユーザーに価値提供をし、そのプロセスから得られたデータから次への改善や提案につなげるといったノウハウについての解説がありました。その過程で具体例を示すだけでなく、学生が企業を見る際に、これらの観点から見たらおもしろいのではないかというアドバイスもあり、今後就活を控えている学生には関連性が強く感じられたのではないでしょうか。

5.事業規模や事業創出のお話に絡めての…

講座も終盤に差し掛かったところで、お話できる範囲ではありましたが、バルトが手掛けた事業創出の事例が紹介されました。行政や教育関係の実績が多いこととともに、今後バルトが取り組んでいこうとしている事業である「ミュージアムDX」についても話が及びました。

閑話休題、どういった規模の事業に、どういった立場で携わった場合に、どれぐらいの収入があったのかといった具体的なお話もありました。一番後ろの席から見ていて、学生たちの顔は見えませんでしたが、頭の斜め上に「へぇ~」とか、「ほぉ~」とかいう吹き出しが見えた気がしました。

仕事は大人の遊び

最後に、改めてバルトが目指すところや、仕事の領域、オフィス外での活動、インターンシップの実例などについての紹介もありました。こうやって第三者の視点から眺めてみると、バルトがいかに様々なことに取り組み続けているのかが分かります。社長の「仕事は責任が発生する大人の遊び」という言葉が物語っているように、楽しいと思えることを仕事を通して実現している会社がバルトなのです。

仕事は社会の役に立っていることが実感できる貴重な活動

講義の締めくくりとして、この日、この講義室に集ったこれから社会に羽ばたく学生たちへのメッセージがありました。

それは、どの会社に入るかということがゴールではなく、その会社に入って何がしたいのか、自分はどうなりたいのか、自分は会社や社会にどう貢献したいのかという目的意識を大事にしてほしいというものでした。そして、その気持ちは採用担当者にも確かに伝わるはずだという一言も学生たちに心強く響いたことでしょう。

仕事というと、「しんどいこと」とイメージしがちかもしれないが、実は、社会の役に立っていることを実感できるとても貴重な活動だと思うという言葉も、学生たちをはっとさせると同時に、勇気を与えるメッセージになったのではないかと感じました。

「老若男女のたゆみなき成長を通して社会を豊かにする」そんなバルトのビジョンを体現するような講義でした。

バルトの様々な活動、これからもどんどん発信していけたらと考えています。
次の報告もどうぞ楽しみにしていてください。