広報部のふさピーです。
まだまだ真夏のような8月最後の日曜日、メンバーと一緒に 神戸ベイエリアにある水族館átoa(アトア)へ行ってきました!
Creative × ITの力でDX推進支援
なぜ水族館なのかというと、バルトの事業部の一つに「ミュージアムDX事業部」があるからです!バルトでは、これまでになかったマーケティングを可能にする水族館の館内システムを構築した実績がありますが、今後はさらに水族館をはじめとしたミュージアム向けソリューション事業を展開していこうとしているのです。
そんなわけで、お勉強を兼ねてのおでかけとなりました。
アクアリウムとアートが融合した新感覚の都市型水族館
átoa は2021年の10月にオープンした新感覚の都市型水族館で、神戸ポートミュージアム内2F-4Fに入っています。
「新感覚の都市型水族館」・・・?いったいどんなところだろうと調べてみると、「次世代水族館」とか、「劇場型アクアリウム」とか、「アートアクアリウム」などと表現されていました。
公式ウェブサイトには「まるで、映画や舞台のワンシーンのような空間」、「アクアリウムを核に舞台美術やデジタルアートを融合させ、生きものの造形美、神秘性を惹きだしています」とあります。
これは実際に行って体験してみなければ!と暑い中、いそいそと神戸まで出かけていきましたよ。
バスでらくらくポートループ
大阪方面からJRに乗って三ノ宮駅下車。
アトアまでは阪急百貨店の北側から出ている神姫バスの「ポートループ」に乗って、アトア最寄りの「新港町」まで約8分、片道大人210円でした。だいたい20分間隔で出ています。
バス停には、進行方向先頭の車両に乗って、西口で降りるのが便利そうでした。方向音痴の人でも歩道橋から行くと迷わないと思いますが、この日は暑かったので、地下街「さんちか」を通って阪急百貨店まで。エスカレーターで上がれば、らくらくで乗り場目の前に到着。西口から徒歩3分ぐらいでした。
阪急百貨店北側のポートループバスのりば
バスは普通のバスの2台分ぐらいの長さで、まだまだ新しく、連結部分があり、ちょっとわくわく感が増してきます。子どもも喜びそう。
バスを降りてからも海の方に向かって1分ほど直進、左手にポートミュージアムの建物が見えていて、地図がなくても簡単に分かりました。そして、いよいよ、アトア入口へ。
いよいよ館内へ!
エスカレーターで2Fに上がると、そこがアトアの入口です。ブースでチケットを買ってもいいし、事前にWebチケットを購入しておいてもいいですね。この日は10時半ごろ到着しましたが、何組か並んでいるといった感じの混み具合でした。
2F 入口横の階段
水族館内はいくつかのゾーンに分かれていて、それぞれのテーマを象徴するようなデザインの水槽が迎えてくれます。どのゾーンも魅力的ですばらしいのですが、中でも巨大球体水槽には目を見張るものがありました。惑星のような水槽が音や光とシンクロする経験したことのない空間に身を委ねることができます。
新しい水族館のカタチ AQUARIUM × ART átoa
では、ここで少し各ゾーンの紹介を。
まず入ってすぐの空間が「はじまりの洞窟(CAVE)」。
きらびやかな魚たちの照明が印象的です。
次に進むと、「生命のゆらぎ(MARINE NOTE)。
ゆらゆら、ひらひら、マイペースで泳ぐ生きものたちに癒されます。
ここで私イチオシの生きものは「ウシバナトビエイ」。
風に乗って空を飛んでいるみたいに泳ぐ姿はいつまでも見ていられます。
特に、おなか側は笑った顔のように見えて、こちらまでにんまりしてしまいます。
エイのおなか(というのか?)
何だこれは
イエローヘッドジョーフィッシュ
さらに進むと、精霊の森(ELEMENTS)。
まさに、森のような空間。
展示されている生き物たちの種類もがらっと変わります。
いちばん驚いたのは、ゾウガメ。係の方がそばについてはいるものの、放し飼いなんです!
フロアにそのままゾウガメ
落ち着く空間
ここまでは2F。3Fに移動すると、打って変わって「探求の室(FOYER)」。
「知的好奇心を刺激するアートな空間」なんだそうで、生きもの展示とともに、
約2,500冊の書籍などが絶妙な配置で並べられています。
次は何かなと進んで行くと、またそこは別世界。和と灯の間(MIYABI)です。
光の切り絵作家 酒井敦美氏による風光明媚な和の世界が広がります。
これまでに体験したことがないような空間で繰り広げられる光の演出は圧巻です。
メンバーの姿が「MIYABI」に!
おっ、カメだ!
そして、その先が「奇跡の惑星(PLANETS)」。
ここに巨大球体水槽が設置されていて、ミストと光の神秘的な世界に包まれます。この空間に足を踏み入れると、なぜかみんな静かになってしまうようでした。
巨大球体水槽!
宇宙っぽい!
3F最後の空間は「探求の回廊(The Corridor of Curiosity)」。
デジタルアートって何?と思っていましたが、体験してみて、あ、なるほど!と思いました。童心に返ってアートな仕掛けを楽しんでしまいました。
洞窟から始まったアートミュージアムの旅の最後は大きな空の見える4Fの「空辺の庭(SKYSHORE)」。
このガーデンカフェではみんな大好きカピバラとペンギン、カワウソが出迎えてくれます。
ほしくなること間違いなしのかわいい食べ物や飲み物を楽しみながら、ほっとひと息。
ちなみに、私は水族館の生きものの中で、コツメカワウソがいちばん好きです💛
お昼寝中のコツメカワウソ💛
カワウソのエクレア
4F ルーフトップからのハーバーランド
1Fのフードホールへ
おなかがへって、TOOTH MARTフードホールへ。お店が9つもあるそうで、皆さん思い思いのものをおいしそうに楽しんでいました。
テラス席も含め、約400席もあるそうですよ。
灘のお酒も神戸のクラフトビール(12種種、生樽!)もあるので、夜景を楽しみながら…というのもいいかもしれませんね。
ミュージアムショップもかわいい物からおしゃれな物まで充実していて、いろいろ目移りしてしまいました。ちなみに、わたしはコツメカワウソの小さいぬいぐるみを買いました。
オンラインショップもありますが、ショップのみの利用も可能とのことです。
一口に水族館といっても、様々なタイプの水族館がありますね。 átoa は
「AQUARIUM × ART」というコンセプトが見事に具現化されたZONEのどれもが印象的でした。館長の「原点は生きものの色やカタチの美しさから感じた不思議。厳しい環境を生き抜くために獲得したその姿は、まるで芸術家が彩ったかのような造形美、無駄のない機能美を纏っています(中略)。átoaでは水族館に空間デザインを施し、小さな命の輝きをより深く感じていただく工夫を凝らしています」というメッセージも心に残っています。
さて、バルトの Creative × ITの力で「こまったをよかった」にするミュージアムDX事業部、今後どんな展開を見せていくのか、楽しみになってきました!