大阪の中心部にキャンパスがあり、ファッションや美容・食物など様々な分野での専門教育と、社会人としての「人間力」を養うための教育に力を入れている大阪夕陽丘学園短期大学。そのウェブサイトの全面リニューアルを行いました。
同大学は多彩なコースやカリキュラムがあるが故に、サイト内の情報量も膨大となり、いわゆる「情報の迷子」になってしまうことが課題でした。
今回のリニューアルでは、「ユーザーが必要な情報を、必要な時に、必要な分だけをきちっと得られること」を重点的に考え、整理整頓しました。また、以前のサイトで埋もれがちになっていた、良質なコンテンツも余すことなく発信可能なよう設計しました。
受験を迎える高校生の皆さんへ _
大学を知ってもらう「きっかけ」に、そして進路を選ぶ「決め手」にしてもらいたい。
そんなクライアント様の思いを実現しました。
情報量の多い学校様のサイト。動画コンテンツや、アニメーションなどを増やし、ユーザーに最後まで興味を持って見てもらえる仕掛けを要所に設置したり、見ていて楽しくなるデザインを採用しました。また、どのターゲットに向けてどんな情報を発信すべきかを再考し、適切な動線設計を施しています。
しかしながら、創始者の「知識や技能よりも、その第一に“良い人間”になることを心がけねばならない」という建学の精神を尊重し、今回のリニューアルでは「人間味」「人としての成長」をより重視しました。
ヴィジュアル面においては、先生と学生の信頼の深さ・距離の近さが伝わるよう、学内全面協力のもと、授業風景や普段のキャンパスライフを撮影させていただきました。
また、内容においても、2年間で何を学び、どんな風に成長できるかということがユーザーにより伝わり易いよう、図やイラストを用い表現しました
進路に悩んでいる受験生へ、「少しでも自分の将来が見つかるきっかけ」になるように、また「私もこうなりたい!」と思ってもらえるようにと、在学生、卒業生、先生たちのリアルな声を発信しています。このコンテンツは、今回のリニューアルで重要なコンテンツの一つとして捉え、スチール写真・ムービー・インタビューなど学内の皆様の多大なる協力を得て、作り上げました。
ムービーについては、スマートフォンでも快適に視聴してもらえるよう縦長の画面比率で制作しました。
文章だけでなく、映像や写真を通して学校とユーザーとの距離も近づくよう工夫をしました。
昨今の社会情勢の影響もあり、様々な形で開催されるようになってきたオープンキャンパス。来校型のオープンキャンパスに加え、オンラインオープンキャンパスでもその魅力を十分に伝えられるよう、オープンキャンパスページを大幅にリニューアルしました。
リニューアル前は「学校サイトの中の1ページ」というポジションだった同ページを見直し、サイト内にありながらもデザインを他ページとは大きく変え、「特設ページ」として設置することで、注目を得られるようになページになっています。またオープンキャンパスページでは、「参加申し込みをしていただくこと」をゴールとし、参加申し込みへの動線の工夫や、ページ内コンテンツの改善を行いました。
学校様の通常業務に加えウェブサイトの運営はとても大変な業務であるが故に、情報の更新や最適化はストレスなく行いたいものです。
以前は、更新作業や文言修正が発生した際、都度制作会社に依頼する必要がありましたが、今回は、情報の追加や更新・ページ内の文言修正・お知らせなど投稿の追加や変更も学内担当者様で行っていただけるよう、機能開発を行いました。
これにより、学校様が適切なタイミングでサイトの更新や修正が行え、運営面での負担を大幅に軽減します。