不動産業界のマーケティング領域に関する課題について、さまざまなソリューションをコンテンツとして提供するメディア「アドランス」を通して、DX支援サービスを提供するという新規事業の立ち上げ支援を行いました。
事業立ち上げに際し、明確な目的設定、ゴール設定、ビジネスモデル可視化などのビジネス定義を行うことで、参画メンバーの共通認識の土台となり、一丸となって事業を進めていくことができます。
バルトでは今回、前提条件である既存事業の事業理解や課題整理を実施しつつ、ビジネスモデルキャンパスなどを利用しながらサービスの付加価値と収益源を見える化することで、不動産業界へのDX支援を実現するためのあるべき姿を論理的、定量的に表現しました。
この工程を実施することで、感覚ではなく根拠に基づいたビジネス構築が可能となったため、結果、集客力のあるサービスとしてローンチできたとお客さまよりご評価いただきました。
DX化推進サービスの立ち上げに際し、初めに、お客様の既存業務の把握のためのヒアリングをさせていただき、お客様の強みや弱みの把握、現事業の商材・広報手段・課題の整理を経て、どのように新事業を進めるについて熟考を重ねました。
更にビジネスモデルキャンバス(ビジネスモデルを考えるためのフレームワーク)の手法を用い、既存事業の強みを活かしつつ、マネタイズ含む新事業におけるビジネスの骨子を定義しました。
次に、不動産業界に向けたサービスメニューとして、実施可能なコンサルティング領域・導入支援内容を明確化し、並行してサービスのブランディングを行いながら、具体的なコンテンツ設計やマーケティング戦略の掘り下げを行いました。
スタートアッププロジェクトでは、上記にある現状分析やビジネスモデリングをしっかりと実施させていただいております。
既存事業の現状分析やビジネスモデリング、3C分析などを行うことで、新ビジネスの優位性や既存事業との関連を見える化し、ターゲットであるマーケティング初心者や広告代理店に、どのようなコンテンツで、どのように認知を広めていくかについて、あるべきブランドビジョンと、具体的なプロモーション手法を設計いたしました。
また、大量の情報をどのようにわかりやすくユーザーに伝えるかについては、情報アーキテクチャの概念に基づき、情報設計しました。わかりやすさに直結する情報の分類についてじっくりと吟味し、また伝えたい情報をコンテンツマップとして整理することで、訪問者が探しやすくわかりやすいコンテンツの提供が可能になります。設計思想を明文化することで、今後のコンテンツ追加においても情報がルールに基づき発信できるため、運用の中でわかりにくいサイトとなっていくという課題もクリアできました。
お客様の強みを活かしながら不動産業界の課題解決につながるよう、ワイヤーフレームと呼ばれるウェブサイト構成図やデザインを制作します。
ウェブサイトの顔であるTOPページには、「どんな施策でも検証が不十分でネクストアクションがない」というような具体的な9つの課題を掲載し、更には分かりやすい語句のグローバルナビゲーションやサブナビゲーションを作成しました。
充実したコンテンツをしっかりと見ていただけるよう、不動産業界のDX化に向けたポータルサイトとしてふさわしい機能と情報の配置となっています。
また、知識がないと特に分かりにくいのがマーケティング用語です。
アドランスでは日本語とアルファベットの用語集を備え、ウェブサイト内で調べることが可能となっており、いちいち調べる手間を少しでも省くことで、読みやすさを強化しました。
また、お役立ち情報など記事は、スタッフの方が簡単に記事作成が出来るよう構築されています。